男性61.1%、女性50.1%――がんは他人事ではない
日本人が生涯でがんと診断される確率と、がんで亡くなる確率は同じではありません。最新の公的統計を、日々の健康行動につなげる視点で一つずつ確認していきます。
『2人に1人』は、生涯で診断されるおおよその確率です
国立がん研究センターの最新統計によると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は、男性61.1%、女性50.1%です。2023年の罹患データに基づく累積罹患リスクで、男女ともおおよそ2人に1人に当たります。
この数字は、いま目の前にいる2人のうち必ず1人ががんになる、という意味ではありません。年齢を重ねる中での確率を、現在の罹患状況が将来も続くと仮定して算出した目安です。数字だけで必要以上に不安になるのではなく、健康を考えるきっかけとして受け止めることが大切です。
『がんになる確率』と『がんで亡くなる確率』は別の数字です
同じ最新統計で、生涯にがんで亡くなる確率は、男性24.4%(4人に1人)、女性17.2%(6人に1人)です。こちらは2024年の死亡データに基づいています。
61.1%・50.1%という罹患確率を、そのまま死亡確率として読むことはできません。がんの種類や進行度、年齢、体の状態、治療などによって経過は異なります。公表値は日本全体の傾向であり、一人ひとりの将来を決める数字ではありません。
数字を、今日できる健康行動へつなげる
がんは決して珍しい病気ではありません。一方で、恐れるだけでは行動につながりにくいものです。まずは、勤務先や自治体から届く案内を確認し、年齢や性別に応じた国が推奨するがん検診の予定を確かめてみるのも一つの方法です。
自覚症状のない人を対象とする検診と、症状がある人の診療は目的が異なります。しこり、出血、長引くせき、急な体重減少など、気になる症状や不安がある場合は、次の検診を待たず医療機関へ相談してください。
N-NOSEは、健康を考える一つのきっかけとして
N-NOSEは、尿を用いて採尿時点のがんリスクを調べるスクリーニング検査です。がんの有無や部位を確定する診断ではなく、受検によって早期発見や予防が保証されるものでもありません。
また、N-NOSEは国が推奨するがん検診の代わりにはなりません。結果だけで健康状態を判断せず、検診の予定も別に確認してください。症状や不安がある場合は、結果にかかわらず医療機関へ相談することが大切です。
『2人に1人』という数字は、不安をあおるためのものではありません。自分や家族の健康について話し、検診や受診の予定を確認するためのきっかけにできます。株式会社クリエイティブクラスでは、N-NOSEの特徴と限界を丁寧にお伝えするとともに、病気に伴う家計や会社への経済的な影響についても一緒に整理しています。
- 国立がん研究センター がん情報サービス|最新がん統計(2026年7月14日更新・9月21日確認)
- 国立がん研究センター がん情報サービス|がん検診について(2026年9月21日確認)
- N-NOSE公式サイト|検査の特徴・受検方法(2026年9月21日確認)
※本記事は2026年9月21日時点の公的・公式情報に基づく一般的な情報提供です。統計は集団全体の傾向を示すもので、個人の罹患や予後を予測するものではありません。N-NOSEは尿を用いてがんリスクを調べるスクリーニング検査であり、診断、早期発見、予防を保証せず、国が推奨するがん検診の代替ではありません。症状や不安がある場合は、結果にかかわらず医療機関へご相談ください。
