2026年10月2日の市況|日経平均は647円安 米雇用統計を前に反落
日経平均とTOPIXは反落しました。米国3指数の小幅高、157円台後半のドル円、長期金利と原油の動きをできるだけ具体的に説明します。
今日の要点3項目
① 日経平均株価は68,309.46円で、前営業日比647.26円安、0.94%下落しました。TOPIXは4,091.00で、40.98ポイント安、0.99%下落しました。
② 現地10月1日の米国市場は小幅高でした。S&P 500は0.19%高、NYダウは0.04%高、NASDAQ総合は0.04%高でした。米長期金利が前日の高値から低下したことが支えとなりました。
③ ドル円は10月2日15時59分時点で1ドル=157.81円前後でした。東京の消費者物価を受けて円が買われる場面があった一方、米雇用統計を控えて大きく傾きにくい動きでした。
主要市場一覧
日経平均株価:68,309.46円/前営業日比 -647.26円(-0.94%)〔10月2日終値〕
TOPIX:4,091.00/前営業日比 -40.98(-0.99%)〔10月2日終値〕
S&P 500:7,666.45/前日比 +14.91(+0.19%)〔現地10月1日終値〕
NYダウ:50,926.56ドル/前日比 +20.51ドル(+0.04%)〔現地10月1日終値〕
NASDAQ総合:26,871.60/前日比 +10.53(+0.04%)〔現地10月1日終値〕
ドル円:1ドル=157.81円前後〔10月2日15時59分〕。前日終値比では約0.22円のドル安・円高、率にして約0.14%でした。
参考指標:米国10年国債利回りは10月2日のアジア時間に5.25%前後。現地10月1日の北海ブレント原油は1バレル102.31ドル(4.37%高)、WTI原油は92.87ドル(2.71%高)、金現物は1トロイオンス4,177.63ドル(0.52%高)でした。
なぜ動いたのか
まず、確認できた事実です。10月2日の日本株は、前日に大きく上昇した後、日経平均とTOPIXがそろって反落しました。米国では現地10月2日に9月雇用統計の発表を控え、アジア株全体にも慎重な動きが見られました。原油価格と国債利回りも高い水準でした。
東京の9月消費者物価指数は市場予想を上回りました。外国為替市場では日銀の追加利上げが意識され、円が買われる場面がありました。円高は輸出企業の採算への見方を通じて、日本株の一部に重荷となることがあります。
以下は、確認できた情報から考えた当社の分析です。前日の急上昇を受けた利益確定売りに、米雇用統計を見極めたい姿勢、高い金利と原油価格への警戒が重なったと考えられます。ただし、一日の値動きだけで相場の流れが変わったとは判断できません。
日本市場の振り返り
日経平均は前日終値68,956.72円から647.26円下げ、68,309.46円で取引を終えました。前日に3%を超えて上昇していたため、反動を受けやすい状況でした。
TOPIXは4,091.00で、0.99%安でした。日経平均だけでなく幅広い銘柄を含むTOPIXも下落しており、売りは一部の値がさ株だけに限られませんでした。
10月2日は東京証券取引所の通常取引日で、休場ではありません。掲載した日経平均とTOPIXは、いずれも同日の確定終値です。
海外市場の振り返り
現地10月1日の米国市場は、主要3指数がそろって小幅に上昇しました。米国10年国債利回りが一時の高水準から低下し、株価の支えとなりました。半導体のマイクロン・テクノロジーやエネルギー関連株も上昇しました。
一方、3指数の上昇率はいずれも0.2%未満でした。雇用統計を前に、積極的に買い進む動きは限られました。原油高はエネルギー株の支えとなる反面、企業や家計の費用増加につながる可能性があります。
10月2日の米国市場は、本記事の基準時刻にはまだ通常取引が始まっていません。取得できない10月2日の終値は推測せず、直近で確定している現地10月1日の終値を掲載しています。
為替の動き
ドル円は10月2日15時59分時点で、1ドル=157.81円前後でした。前日終値と比べると、約0.22円のドル安・円高です。
確認できた背景として、東京の消費者物価が予想を上回り、日銀の追加利上げを意識した円買いが入りました。一方、米国の10年国債利回りは5%台にあり、日米金利差は引き続きドルを支える材料です。
以下は、確認できた情報から考えた当社の分析です。米雇用統計の内容によって米金利の見方が変わると、ドル円も短時間で動く可能性があります。外貨の取引や送金では、利用する金融機関の最新レートを確認してください。
今後の注目材料
第一は、現地10月2日に発表される米雇用統計です。市場では非農業部門雇用者数が9万人増、失業率が4.1%と予想されています。結果は米国債利回り、米国株、ドル円に影響する可能性があります。
第二は、来週公表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨です。物価と雇用をどのように評価していたかが、今後の金利見通しを考える材料になります。
第三は、原油価格と日本銀行の発信です。原油高が続けば物価や企業収益への影響が意識されます。日銀総裁の発言では、物価と追加利上げに関する説明が注目されます。
注意事項
数値は2026年10月2日16時30分(日本時間)までに確認した情報を基準にしています。日本株は10月2日終値、米国株・原油・金は現地10月1日終値、ドル円と米国10年国債利回りは10月2日の取引時間中の値です。
10月2日の東京証券取引所と、現地10月1日のニューヨーク証券取引所・NASDAQは通常取引日でした。10月3日(土)と4日(日)は、日米の現物株式市場が週末休場となります。
『編集上の分析』と明記した部分は、確認できた事実を基にした当社の見方です。将来の値動きを保証するものではありません。取得時刻、情報源、丸め方によって数値に差が生じる場合があります。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
- Yahoo!ファイナンス|日経平均株価の時系列(2026年10月2日確認)
- Yahoo!ファイナンス|TOPIX(2026年10月2日確認)
- Reuters|10月1日の米国株・米国債・原油・金(2026年10月1日報道・10月2日確認)
- Reuters|10月2日のアジア市場と米雇用統計(2026年10月2日報道・同日確認)
- Reuters|10月2日のドル円と東京の消費者物価(2026年10月2日報道・同日確認)
- Yahoo!ファイナンス|米ドル/円の時系列(2026年10月2日確認)
- 日本取引所グループ|日報(2026年10月2日確認)
- NYSE|休場日・取引時間(2026年10月2日確認)
※市場データは取得時刻や情報提供元によって差が生じる場合があります。為替・金利は執筆後も変動します。記事中の分析は将来の値動きを保証するものではありません。
