2026年10月12日の市況|日本株は祝日休場 米国株は決算・物価統計を前に通常取引へ
日本の現物株市場はスポーツの日で休場です。10月9日の日米終値、158円30銭台のドル円、今夜の米国市場の注目点を一つずつ確認していきます。
今日の要点3項目
① 10月12日の東京証券取引所は、スポーツの日で休場です。日経平均とTOPIXは、直近の取引日である10月9日の終値を掲載しています。
② 現地10月9日の米国株は3指数そろって上昇しました。S&P 500は0.59%高、NYダウは0.83%高、NASDAQ総合は0.64%高でした。
③ 米国株式市場は現地12日に通常取引を行う予定ですが、本記事の基準時刻には開場前です。米国債市場は休場で、今週は企業決算と物価指標が焦点になります。
主要市場一覧
日経平均株価:69,030.92円/前営業日比 -11.19円(-0.02%)〔10月9日終値〕
TOPIX:4,104.81/前営業日比 +13.35(+0.33%)〔10月9日終値〕
S&P 500:7,811.54/前日比 +46.18(+0.59%)〔現地10月9日終値〕
NYダウ:51,654.95ドル/前日比 +423.31ドル(+0.83%)〔現地10月9日終値〕
NASDAQ総合:27,366.17/前日比 +172.83(+0.64%)〔現地10月9日終値〕
ドル円:1ドル=158円30銭台〔10月12日15時30分ごろ〕。同日これまでの値幅は158円07銭から158円40銭で、前週末のニューヨーク市場終値158円31銭と比べて、ほぼ横ばいです。
参考指標:米国10年国債利回りは5.24%〔現地10月9日〕。北海ブレント原油は10月12日の欧州時間に1バレル104ドル台、金は1トロイオンス4,185ドル前後でした。
なぜ動いたのか
まず、確認できた事実です。現地10月9日の米国株は、前日に売られたハイテク株などに買いが戻り、主要3指数がそろって上昇しました。S&P 500は週間で1.2%上昇し、最高値に近い水準で週を終えました。
一方、米国10年国債利回りは5.24%まで上昇しました。原油価格は、中東情勢と供給をめぐる情報で大きく動いています。10月12日は原油がやや下がりましたが、依然として高い水準です。
ここから先は、事実を基にした当社の見方です。株価は上昇していますが、高い金利とエネルギー価格は企業や家計の負担になります。今週の決算と物価指標を確認するまでは、一つの材料だけで市場の方向を決めつけにくい状況です。
日本市場の振り返り
10月9日の日経平均は69,030.92円で取引を終え、前営業日比11.19円安でした。朝方には68,150.02円まで下げましたが、その後は値を戻し、ほぼ横ばいで引けました。
TOPIXは4,104.81で、13.35ポイント、0.33%上昇しました。日経平均が小幅安でもTOPIXが上昇したため、市場全体では値上がりする銘柄に一定の広がりがありました。
10月12日はスポーツの日で、東京証券取引所の現物株市場は休場です。次の通常取引日は10月13日です。なお、大阪取引所などの一部デリバティブでは、12日に祝日取引が行われています。
海外市場の振り返り
現地10月9日のS&P 500は7,811.54、NYダウは51,654.95ドル、NASDAQ総合は27,366.17で取引を終えました。3指数の上昇率は、いずれも0.6%から0.8%程度でした。
米国では今週、大手銀行を中心に7~9月期の決算発表が本格化します。利益だけでなく、高金利や物価上昇が消費や融資へ与える影響も確認材料になります。
現地10月12日は米国株式市場の休場日ではなく、通常取引の予定です。日本時間では今夜22時30分に通常取引が始まります。本記事の基準時刻には開場前のため、10月12日の米国株終値は掲載していません。
為替の動き
10月12日15時30分ごろのドル円は、1ドル=158円30銭台でした。これまでの値幅は158円07銭から158円40銭で、前週末のニューヨーク市場終値158円31銭と比べると、方向感の乏しい動きです。
まず、確認できた事実から見ていきます。米国10年国債利回りは10月9日に5.24%でした。高い米金利はドルを支えやすい一方、12日は米国債市場が休場となるため、新しい長期金利の終値は取得できません。
ここから先は、事実を基にした当社の見方です。米国株の取引開始後は、原油価格や企業決算への見方で為替が動く可能性があります。外貨取引や海外送金では、利用する金融機関の最新レートをご確認ください。
今後の注目材料
第一は、米国企業の決算です。大手銀行に続き、半導体や製造業の発表も予定されています。売上や利益に加え、今後の見通しが注目されます。
第二は、10月14日に予定されている米国の消費者物価指数です。物価の結果は、米国の金利見通しを通じて株価とドル円へ影響する可能性があります。
第三は、原油価格と地政学情勢です。日本市場は3連休だったため、海外市場、為替、原油の変化が10月13日の東京市場へまとめて反映されます。これは値動きの方向を予測するものではありません。
注意事項
数値は2026年10月12日17時30分(日本時間)までに確認できた情報を基準にしています。日本株と米国株は10月9日の確定終値、ドル円は10月12日15時30分ごろ、原油と金は10月12日の欧州時間の値です。
10月12日の東京証券取引所はスポーツの日で休場です。米国株式市場は通常取引の予定ですが、基準時刻には開場前です。米国債市場は休場です。取得できない数値を推測で補っていません。
『編集上の分析』と明記した部分は、確認できた事実を基にした当社の見方です。将来の値動きを保証するものではありません。取得時刻、情報源、丸め方によって数値に差が生じる場合があります。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
- 日経平均プロフィル|10月9日の日次サマリー(2026年10月9日公表・10月12日確認)
- 日本取引所グループ|TOPIX・市場情報(2026年10月12日確認)
- AP通信|10月9日の米国3指数(2026年10月9日報道・10月12日確認)
- AP通信|10月12日のアジア市場と米国株先物(2026年10月12日報道・同日確認)
- FISCO|10月12日15時24分のドル円(2026年10月12日15時30分確認)
- Reuters|10月12日の世界市場と原油(2026年10月12日報道・同日確認)
- Reuters|10月12日の金価格(2026年10月12日報道・同日確認)
- 日本取引所グループ|営業時間・休業日一覧(2026年10月12日確認)
- 日本取引所グループ|10月12日のデリバティブ祝日取引(2026年10月9日公表・10月12日確認)
- NYSE|休場日・取引時間(2026年10月12日確認)
- SIFMA|10月12日の米国債市場休場(2026年9月29日公表・10月12日確認)
※市場データは取得時刻や情報提供元によって差が生じる場合があります。休場中や取得できない値は推測していません。記事中の分析は将来の値動きを保証するものではありません。
