NEWS & COLUMN

市況・経済約6分

2026年11月2日の市況|日経平均208円安 戻す場面も続落

11月2日の日本株終値と、直近の米国株、ドル円を一つずつ確認していきます。日経平均は一時上昇に転じましたが、TOPIXとともに続落しました。

01

今日の要点3項目

① 日経平均は前営業日比208円25銭安の63,081円86銭でした。一時は前日終値を上回りましたが、引けにかけて再び売りが優勢になりました。

② TOPIXは0.88%安でした。東証プライム市場は値下がり銘柄が値上がり銘柄の約2倍となり、指数以上に売りの広がりが見える一日でした。

③ 米国株は日本時間の執筆時点で11月2日の取引開始前です。掲載する米国3指数は10月30日の終値で、NASDAQ総合は2.86%安でした。

02

主要市場一覧

情報の基準日時:2026年11月2日16時30分(日本時間)。日本株は11月2日終値、米国株は現地10月30日終値、ドル円は11月2日15時時点です。

日経平均株価:63,081.86円/前営業日比 -208.25円(-0.33%)〔11月2日終値〕

TOPIX:3,930.28/前営業日比 -34.79ポイント(-0.88%)〔11月2日終値〕

S&P 500:7,580.07/前日比 -140.32ポイント(-1.82%)〔米国現地10月30日終値〕

NYダウ:51,770.31ドル/前日比 -572.25ドル(-1.09%)〔米国現地10月30日終値〕

NASDAQ総合:25,437.00/前日比 -747.73ポイント(-2.86%)〔米国現地10月30日終値〕

ドル円:1ドル=157.78円〔11月2日15時〕。前営業日のニューヨーク終値に比べ、約0.22円のドル高・円安(約0.14%)です。

参考:新発10年物国債利回りは2.770%で、前営業日から横ばいでした。

03

なぜ動いたのか

【確認できた事実】米国現地10月30日は、AI関連投資の採算とハイテク株の高い評価への警戒から主要3指数が下落しました。Intelは利益見通しが市場予想を下回り、株価が大きく下落しました。

【確認できた事実】東京市場では、米国の半導体・ハイテク株安を受けて売りが先行しました。一方、好決算を発表した半導体製造装置関連株の一角には買いが入り、日経平均は一時プラス圏へ戻しました。

【編集上の分析】AI・半導体という同じ分野でも、決算の内容によって売買が分かれています。テーマ全体の期待より、利益と設備投資の負担を一社ずつ確認する相場に移りつつあると考えられます。

04

日本市場の振り返り

日経平均は318円09銭安で始まり、安値は62,712円91銭、高値は63,615円32銭でした。午前と午後に下げ幅を縮め、一時は上昇へ転じたものの、その流れは続きませんでした。

東証プライム市場は値上がり505銘柄、値下がり1,011銘柄、変わらず36銘柄でした。売買代金は概算で7兆6,403億円と報じられています。

【編集上の分析】日経平均の下落率が0.33%にとどまった一方、TOPIXは0.88%安でした。一部の値がさ株が日経平均を支えましたが、市場全体では弱い銘柄が多かったことが分かります。

05

海外市場の振り返り

米国市場は日本時間11月2日16時30分の時点で、同日の通常取引がまだ始まっていません。週末前の10月30日は主要3指数がそろって下落し、ハイテク株の比重が高いNASDAQ総合の下落が最も大きくなりました。

AP通信によると、S&P 500は6月以来の大幅な下げでした。米国債には安全性を求める買いが入り、利回りは低下しました。

【編集上の分析】今夜の米国市場でハイテク株の売りが続くか、押し目買いが入るかが、文化の日明けの日本株にも影響しそうです。方向を決めつけず、米国の取引結果を確認します。

06

為替の動き

11月2日15時のドル円は157円78銭でした。時間外の米10年債利回りの上昇がドルを支え、157円99銭までドル高・円安が進む場面がありました。

その後は日経平均が再び下落したことも重しとなり、157円台後半へ戻りました。節目となる158円付近では、上値の重さも見られました。

ドル円には株価指数のような一つの公式終値がありません。本記事では時刻を明記し、同じ時間帯に確認できた市場情報を使用しています。

07

今後の注目材料

東京市場は11月3日火曜日が文化の日で休場です。次の通常取引は11月4日水曜日です。米国市場は11月2日に通常取引を予定しています。

休場中は米国株、米金利、ドル円が動きます。連休明けの日本市場では、海外の2営業日分の材料をまとめて織り込む可能性があるため、値動きが大きくなる場面に注意します。

米国では11月6日に10月の雇用統計が公表される予定です。雇用者数と失業率の公表値に加え、米金利と為替がどう反応するかを確認します。

08

注意事項

休場日:東京証券取引所は11月3日が文化の日のため休場です。米国市場は10月31日と11月1日が週末休場で、11月2日は通常取引日です。

市場データは公表後に訂正される場合があります。ドル円は記載時刻の参考値であり、その後も変動します。取得できない数値を推測で補っていません。

値動きの背景は、確認できた事実、報道による説明、編集上の分析を分けて記載しました。将来の相場、為替、金融政策を断定するものではありません。

本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
情報源
電話で相談Webから相談予約