台風が去った後こそ注意――停電・浸水・土砂災害から身を守る確認順
豪雨と停電のあとに起こり得る二次災害。避難先から戻る前、家や車を確認する前、保険会社へ連絡する前に守りたい順番をできるだけ具体的に説明します。
大雨のあとも、危険は終わっていません
台風による大雨で、関東の太平洋側を中心に土砂災害や浸水が発生しました。Reutersは9月22日、NHKの情報として4人が亡くなり6人が行方不明となっていること、東京電力管内で約4万5,000戸が停電していることを報じています。被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
雨が弱まっても、斜面の崩落、増水した川、冠水道路、切れた電線などの危険は残ります。自治体の避難情報が解除される前に戻ったり、被害を確かめるため危険な場所へ入ったりしないことが大切です。
確認の順番は『人・電気・建物』
最初に確認するのは、ご自身と家族の安全です。次に、道路や周囲の斜面、電柱・電線の状態を離れた場所から見ます。切れた電線や、電線に触れた樹木・看板には、絶対に近づかないでください。
浸水した建物では、漏電や火災、床の抜け落ちなどが起こる可能性があります。安全が確認できない状態でブレーカーや電気製品に触れず、電力会社、消防、自治体などの案内に従いましょう。
家と車の被害は、安全な範囲で記録する
建物へ近づいてよいことを確認できたら、片づける前に外観と室内を写真や動画で残します。水位の跡、屋根・外壁、家財、設備など、全体と損傷部分の両方が分かるように記録すると、後の相談で状況を伝えやすくなります。
冠水した車は、外見に大きな異常がなくても電気系統などに影響している場合があります。むやみにエンジンをかけず、販売店、整備工場、保険会社などへ相談してください。命に関わる危険を冒してまで撮影する必要はありません。
保険は『原因・対象・契約内容』を確認
台風による建物・家財・車の損害が補償対象になるかは、被害の原因と個別の契約内容で異なります。保険証券や契約者向けアプリで連絡先を確認し、事故日時、場所、被害状況を分かる範囲で伝えます。
修理や撤去を急ぐ必要がある場合も、可能であれば事前に保険会社または代理店へ相談し、見積書や領収書を保管してください。不安なときは、何を先に行うべきかを一緒に整理することから始めましょう。
災害の直後は、早く元の暮らしに戻したいという気持ちが強くなります。しかし、確認の順番を守ることが二次災害を防ぎます。株式会社クリエイティブクラスでは、安全を最優先に、火災保険・自動車保険の事故連絡と契約内容の確認をお手伝いします。
- Reuters|台風による豪雨、土砂災害と停電(2026年9月22日)
- 東京電力パワーグリッド|停電情報(2026年9月23日確認)
- 東京電力パワーグリッド|停電・電線の断線等のお問い合わせ(2026年9月23日確認)
※本記事は2026年9月23日までに確認した公表・報道情報に基づく一般的な案内です。被害状況は変化します。危険を感じた場合は安全な場所へ避難し、自治体、警察、消防、電力会社の最新情報に従ってください。保険金の支払可否は、事故の状況と個別の契約条件によって異なります。
