宇部のアルパカ署長から、家族で話したいお金のこと
ときわ動物園のアルパカ『ソニア』が一日警察署長に。園児たちの防犯活動をきっかけに、詐欺の話を家族でしやすくする工夫を考えます。
動物園の人気者が、一日署長に
宇部のときわ動物園から、思わず誰かに話したくなるニュースが届きました。2026年10月9日、アルパカの『ソニア』が宇部警察署の一日警察署長を務めたと、山口朝日放送が報じています。
11日から始まる全国地域安全運動に合わせた活動で、園児たちが園内で詐欺被害の防止を呼びかけるチラシを配りました。おなかのハートがチャームポイントのソニアと、妹のアルバも登場したそうです。
宇部で育った私にとって、ときわ公園は身近な場所です。その人気者が防犯の呼びかけをしてくれると、難しい話にも少し耳を傾けやすくなりますね。
詐欺の話は、普段の会話から
今回の報道では、うそ電話詐欺やSNS型の投資・ロマンス詐欺への対策が、地域安全運動の重要な課題として紹介されています。電話だけでなく、ネット上で知り合った相手とのやり取りも、注意したい場面です。
『だまされないように気をつけて』と言われても、何をすればよいのかは曖昧です。それより、『お金を送る話が出たら、決める前に一度相談しよう』と、具体的な約束をしておく方が、行動につながりやすいと私は思います。
家族に話しにくい事情がある方もいらっしゃいます。そんなときは、警察や消費生活の相談窓口など、家族以外にも確認できる相手を決めておくとよいでしょう。
急がせる話ほど、一度止まる
電話やメッセージでお金の話が出たときは、相手が名乗った会社や機関の公式な連絡先を、自分で調べて確かめましょう。相手から渡された電話番号やリンクだけを確認先にすると、同じ相手に戻ってしまうことがあります。
身に覚えのない支払いを求められたり、投資のための送金を急がされたりしたら、その場で手続きを進めず、相談してください。すでに送金した、口座情報を伝えたという場合は、金融機関や警察へ早めに連絡しましょう。
相談を受ける家族も、『どうしてそんな話を信じたの』と責める前に、何があったかを聞くことが大切だと思います。言い出しやすい関係があれば、早い段階で気づける可能性があります。
アルパカの一日署長という明るい話題を、『そういえば、お金の話が来たらどうする?』という会話につなげてみませんか。家族や身近な人と相談できることも、暮らしを守る備えのひとつです。
- 山口朝日放送|ときわ動物園のアルパカが宇部警察署の一日署長に(2026年10月9日報道/10月10日朝の確認情報)
※情報の基準日は2026年10月10日です。本記事は報道された活動の紹介と一般的な防犯の考え方です。詐欺被害が疑われる場合は警察等へご相談ください。報道写真は転載していません。
