なぜ9月に、がん検診の話をするのか
9月の「がん征圧月間」をきっかけに、症状がない時期にがん検診を確認する意味と、N-NOSEを含む検査の役割をできるだけ具体的に説明します。
9月は「がん征圧月間」です
日本対がん協会は1960年、毎年9月を「がん征圧月間」と定めました。がんについての正しい知識を広め、予防や検診について考える機会をつくる取り組みです。
2026年も、同協会は9月に合わせて「がん検診、それがいちばんの備えです。」という啓発活動を行っています。怖がるための月ではなく、しばらく後回しにしていた健康のことを、落ち着いて確認する月と考えてみるのも一つの方法です。
症状がない時期に、受診時期を確認する
がん検診は、原則として症状のない人が対象です。厚生労働省が推奨する対策型検診には、肺・胃・大腸・乳房・子宮頸部の5つがあり、対象年齢、検査方法、受診間隔はそれぞれ異なります。
まずは勤務先や市区町村から届く案内を見て、自分が対象となる検診と前回の受診日を確認しておきましょう。一方、気になる症状がある場合は、次の検診を待たずに医療機関へ相談することが大切です。
検査には、それぞれ異なる役割があります
N-NOSEは、尿を用いて、採尿時点のがんリスクを調べるスクリーニング検査です。がんを診断する検査ではなく、がんの種類を特定するものでもありません。また、早期発見や予防を保証するものではありません。
N-NOSEは、国が推奨するがん検診の代わりにはなりません。結果だけで健康状態を判断せず、対象となる検診は別に受け、症状や不安がある場合は結果にかかわらず医療機関へ相談してください。
「受けた」で終わらせないことも大切
検診で「要精密検査」と判定された場合は、結果を放置せず、案内に従って精密検査を受ける必要があります。異常がなかった場合も、次回の受診時期を手帳や家族の予定表に残しておくと、定期的な確認につながります。
平日に時間を取りにくい方は、自治体や医療機関によって休日や夜間に受診できる場合があります。実施日、対象、予約方法は地域や医療機関で異なるため、お住まいの自治体や勤務先の最新案内をご確認ください。
9月をきっかけに、まずは前回の検診日と次に受ける検診を一つ確認してみませんか。株式会社クリエイティブクラスでは、N-NOSEに関するご相談をお受けし、検査の役割や注意点を分かりやすくご案内しています。医療上の診断や受診判断については、医療機関へご相談ください。
- 日本対がん協会|日本対がん協会設立からの歩み(2026年9月18日確認)
- 日本対がん協会|9月のがん征圧月間に合わせた2026年度の啓発活動(2026年9月4日)
- 日本対がん協会|がん検診とは(2026年9月18日確認)
- 日本対がん協会|国が推奨する5つのがん検診(2026年9月18日確認)
- N-NOSE公式サイト|検査の位置づけと注意事項(2026年9月18日確認)
※本記事は2026年9月18日時点の公式情報に基づく一般的な情報です。がん検診には利益だけでなく不利益もあり、対象年齢、検査方法、受診間隔、費用、実施日程は地域や制度改定によって変わることがあります。個別の受診判断は、自治体・勤務先の最新案内を確認し、必要に応じて医療機関へご相談ください。
