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法人保険約5分

停電で冷凍・冷蔵商品が傷んだら、企業向け火災保険で補償されますか?

商品だけが停電や異常な電力供給で傷んだ損害は、基本補償や冷凍損害補償特約でも対象外となる場合があります。対象事故で冷凍・冷蔵設備が破損・機能停止し、その温度変化で商品が損害を受けたのか、外部停電だけなのかを分けて確認してください。

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まず結論から

商品だけが停電や異常な電力供給で傷んだ損害は、基本補償や冷凍損害補償特約でも対象外となる場合があります。対象事故で冷凍・冷蔵設備が破損・機能停止し、その温度変化で商品が損害を受けたのか、外部停電だけなのかを分けて確認してください。

損保ジャパンのビジネスマスター・プラスでは、冷凍・冷蔵設備が補償対象の事故で損傷または停止し、温度変化によって商品が損害を受けた場合を補償する特約があります。設備の損傷原因、設備停止と温度上昇の因果関係、商品を保険の対象にしているかなど、複数の条件を確認します。

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対象になる条件を分けて考える

2026年6月版パンフレットは、電力の停止・異常供給だけで商品に生じた損害を主な対象外として挙げています。地域停電で正常な冷凍庫が止まった場合まで同じ特約で必ず補償されるわけではないため、電力供給停止等を対象にする別の補償の有無も確認します。

この質問で確認したいのは、物損害ユニットと冷凍損害補償特約、停電原因、設備自体の損傷、温度記録、商品の数量・原価、廃棄記録、自己負担額です。契約名や制度名だけで一律に判断せず、実際の状況を条件に当てはめます。

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支払い・判断が変わるところ

【支払われない可能性がある例】地域全体の停電で、壊れていない冷凍庫が停止して商品だけが傷みました。説明する特約では対象外となる可能性があるため、温度記録、停電証明、設備点検報告、仕入伝票、廃棄証明を残して契約を確認します。

第三者賠償、対象物自体の損害、事故対応費用、休業損失は同じ保険で一括して補償されるとは限りません。原因確定前に賠償を約束せず、早めに保険会社へ報告します。

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具体例で考える

【想定事例】落雷で冷凍設備の制御基板が損傷して停止し、庫内温度が上がって冷凍食品を廃棄しました。落雷が契約上の対象事故で、設備と商品が保険の対象になり、特約の条件を満たせば補償される可能性があります。

同じように見えるケースでも、時期、原因、当事者、契約内容、証拠資料などが違えば結論は変わります。この例だけで実際の支払可否、責任、医療・税務上の取扱いを断定することはできません。

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相談・請求前にそろえるもの

事故日時、業務内容、契約書・仕様書、作業記録、写真、被害物、原因調査、売上・費用資料、関係者との連絡記録を保存します。

資料が十分でない場合も、まず分かる範囲で日時と経緯を時系列に整理してください。事故や保険金請求では、修理・処分・示談・契約変更などを行う前に、保険会社や代理店へ連絡した方がよい場合があります。

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約款・公的資料等の該当箇所

損保ジャパン|ビジネスマスター・プラス Web約款(2026年6月以降始期)の「物損害ユニット・保険金を支払わない場合―商品・製品等/冷凍損害補償特約」を確認しました。出典欄のリンクから原文をご覧いただけます。保険商品は保険始期、制度は適用時期によって内容が変わるため、ご自身に適用される資料を確認してください。

迷ったときは、現在の契約や事故の状況を整理するところからご相談ください。
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